Fukushima50
2021.03.12
東日本大震災から10年
Fukushima50 (2020)が地上波で放送されました。
昨年観にいきたかったのですが新型コロナウィルスの影響で断念。
3年前「太陽の蓋」と言う映画の上映会を弊社で催した際、
福島第1原発(通称イチエフ)で起きた事がいかに大変だったかを思い知らされました。
太陽の蓋はどちらかと言うと官邸から見たイチエフ。
今回のFukushina50は現場から見たイチエフ。
吉田所長役を演じる渡辺謙、伊崎当直長演じる佐藤浩一、を中心に役者たちの迫真の演技の数々。
「災害や事故を風化させてはいけない」
そんな作り手の想いが伝わります。
ベントを決行する決死隊と呼ばれる作業員達。
1号機、3号機の爆発。現場は想像を絶します。
紙一重だった2号機の状態。
冷却不能に陥った福島第一原発は、
もし適切な処置が行われなければ、
5000万人が避難をしなければいけない大惨事にまで発展していた危険性があったといいます。
そんな最悪の事態を回避すべく、
身を挺して原子炉制御のために尽力を尽くした約50名の名も無き男たち。
この作品によって語り継がれていかれることを願ってやみません。