アフガンの蹉跌(さてつ)

2021.08.26
アフガンの蹉跌(さてつ)

  • アメリカを襲った2001.9.11テロ。

高層ビルに飛行機が直接突っ込む映像は、本当にこれが現実なのかと当時はすごい衝撃でした。
過激派テロ集団VSアメリカ。
テロという言葉も現実に意識したのはこの時が初めてでした。
これまでにアフガンでの開戦は米国兵2000人以上が命を落とし、
220兆円のお金が費やされました。
そんな中での今回の米軍撤退。
過激派勢力の復活により世界中で秩序の乱れが生じること、
民主化の流れが今、逆回転している様にも映ります。
隣接する中国やロシアあるいは欧州においても
イスラム過激派アルカイダが各地に流れ込めば、
テロやそれらに関する運動がが勢いづきかねません。
シェール革命により、
中東やアフガンからの油の依存が弱まったのも一因と言われる今回の撤退。
安保に関しては、アメリカとの同盟が軸となるわが日本。
平和を守りつつ、自国を守る為には、、、。
「自力で守る」という大きな課題が日本にも迫られているようです。
 

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