アメリカ大統領選
2020.11.13
稀に見る大接戦となった今回のアメリカ大統領選挙。
現段階(13 日現在)で、未だトランプ氏が敗北宣言をしていませんが、バイデン氏確定は世界中が認めるところ。
特に注目されたのが、コロナ渦における郵便投票のゆくえ。
終盤次々と接戦地区でバイデン氏に変わっていったのも、コロナ感染リスクを避け郵便投票に変更したバイデン票が予想以上に含まれていたため。
4年前、政治家経験のない実業家トランプ氏の当選は世界中が驚きました。
米国第一主義を掲げ、世界中にポピュリズムが広がったきっかけとなりました。
今回の選挙でも負けはしても71000票(9日現在)を獲得している背景には、トランプ主義が健在している証。
一方バイデン氏も、次々と政策を打ち出しました。
特に注目は環境と対中貿易。
パリ協定の復帰により脱炭素政策は進むでしょうし、
その中でも特に自動車EV化へのシフトが加速しそうです。
アメリカの市場で、
欧米や中国に続きEV化が加速すれば、
日本メーカーも戦略見直しが必須となるでしょう。
また対中貿易の規制緩和が進めば、
工場新設を決めたキオクシアなどの半導体メーカーには追い風となります。
いずれにせよ、
5G6GがもたらすさらなるIT技術革新、
地球温暖化問題によるグリーン政策。
時代が変わる節目に立ち会えるのも生きている証。
アメリカ大統領が変ろうとも、
ワクワク感を持って変化を受け入れていきたいものですネ。