安いニッポン 世界最安値 価格が映す日本の停滞
2019.12.10
12/10つけ日経新聞 1面特集記事「安い日本」。ある意味、衝撃的な記事。
以前からある経営者から、
いまや一番人件費が安いのは日本人やで。と聞いたことがありました。
そういった時代認識を持てよ、とのメッセージが込められていたのですが。
ディズニーランド、ダイソーとも価格が世界最安値なのは、日本。
100円ショップで知られるダイソー。
ブラジルで215円、タイで214円、中国製が多いがその中国でも153円。
三ツ星ホテルも同等だとか、、。
円安も理由の一つ。
また、賃金も上がらず、それが購買力に繋がらず、まさに負の連鎖。
賃金にいたっては1997年を100とすると、2018年は何と90.1の指標。
価格停滞、賃金停滞、購買力停滞、と日本が停滞している20年間に、
他国がいつの間にやら追い上げてきたのでしょうか。
「安いニッポン」
人口減に転じて、来年ではや10年。
中小企業のこれからは、「戦略戦術」より「共創協働」、「入口連携」より「出口連携」へ。
コンペティター(競争)からコラボレーター(協力)の時代へ。
価値の合ったもの同士の結集が、時代を乗り切るヒントになるかもしれません。