四日市工業 ~専攻化設置~

2017.07.05
四日市工業 ~専攻化設置~

四日市工業高校の専攻化(県立高校としては初の高専化)の誕生。
私がよく傍聴に行っている三重県経営戦略会議。
 優秀な若者の県外流出をどうするか、
そんな議論が1年目(2011年)から活発にされていました。
 製造業が多いわが三重県。
工業高校の役割も大きく、優秀な学生をいかに県内に留めるか。
 魅力ある県にする為の3つの場。「学ぶ場」「暮らす場」「働く場」。
 魅力ある働く場が多ければ、そこで暮らす者も多くなり、そして学ぶ場も充実する。
 学ぶ場が向上し地場の企業とも連携が取れれば、働く場も向上する。
 この3つのステージは、重なり繋がっていくのです。
 昨年の「三重県県庁働き方改革推進タスクフォース」に委員として参加したのがきっかけで、
今年度は、三重県教育育成協議会の委員にも推薦されました。
 「働く場」と「学ぶ場」。
 昨年は働く場を、そして今年は学ぶ場を県の職員と話し合うことが出来そうです。
 人口減で悩むのは、三重県だけでなく他の県市町村も同じ。
 自然減と社会減がある中で、四日市工業専攻化はまさに社会減対策。
 人手不足で悩むのは私たち中小企業とて同じ。
技術革新だけでなくヒト問題も
これから産学官連携がますます重要になってきそうですね。
 

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