改正保険業法2025
2025.10.23

改正保険業法が5月30日に成立し、来年2026年の5月頃に施工されます。
私たち保険代理店、特に損保代理店にとってはパラダイムシフトが起こることは言うまでもありません。
「顧客本位」に立ち、「顧客の最善利益」を追求する事。
今回の改正では、表面的なところではなく、根本的な改革になろうかと思います。
金融庁からの問いかけは3つ。
① 質より規模になっていないか?
② 顧客本位でなく、募集人本位になっていないか?
③ 態勢整備と人材育成に投資しているか?
態勢整備を求める自己点検も「はい/いいえ」の〇×方式から、
記述式に代わり、出来ていないことも含め、PDCAを回していくスタイルへと変わりました。
私たち代理店の手数料を決めるポイントも、規模と質がバランスよくとられるようになってきました。
今回の改正保険業法は、大型乗合代理店や保険会社に対するメッセージも強いため、
小規模な損保代理店には関係ないと思っていたら大間違いです。
10年前の改正保険業の「態勢整備義務」がより色濃くなる今回、私たち損保代理店の底力が試されます。
「ただの危機感は、悲壮感にしかならず、前向きな危機感は、使命感に変わる。」
2023年から金融庁に登録していた「FD宣言」も今年で3回目の登録。
東京海上日動火災保険・ 三重支店の中では、金融庁にきちんと登録している損保代理店は弊社のみ。
「宣言」「取組」「KPI」と3点セットだけでなく、理念や内部状況分析まで36Pにも及びます。
身の丈に合わし、保険会社とも対話を重ながら、「完璧より前進」を合言葉に、「幸せ回復支援業」として活動していきます。















