新3C
2017.08.02
ビジネス用語で一般的に3Cといえば
「顧客(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」
三角形に表される事が多い3つの関係性。
市場分析、競合分析、自社分析といったところでしょうか。
最近、感じるのは競合が薄れ、「共同(collaboration)」が起こっている事。
物流会社が共同で倉庫を管理する、
保険会社と携帯電話が共同で保険を開発する、
先日も、
同友会仲間がホテルの朝食をオール三重でやるという試みをやりました。
食材、物流、提供すべて三重県同友会の会員。
異業種同士が手を組むまさに共同作業。
今までにない発想で、いかに異業種と手を組むか。
また今ある資源を組み合わせ、いかに新しい価値を生み出すか。
ブルーオーシャンを目指すならば、
そもそも競争相手よりも共同相手選びが重要なのかもしれません。
当社も保険整理箱(クローバー保険箱)を同友会仲間に依頼。
従来の横型を縦型に変えてみたり、
オリジナルなデザインに一新したり、
異業種の知恵が加わったからこその出来栄え。
信頼&安心が土台に備わってなければ成り立たず、
気心知れた同友会の仲間同士は共同作業にうってつけ。
お客様が喜び、他社が徹底しておらず、利益につながる事。
これから私たち中小企業が進むべき道は、
「顧客(customer)」「自社(company)」「共同(collaboration)」の
新3Cなのかもしれませんね。