終わりが始まり
2017.10.13
10/7~の3連休 地元四日市楠町の鯨船祭りがありました。
夏ごろから準備が始まり、室内室外の練習を繰り返し、当日を迎えます。
出船で南御見束神社の神様を鯨船に移し、二日間40か所弱の練り歩き。
鯨船と鯨との戦いを演ずるこの祭りは、保存会のメンバーだけでなく街中が一体となって盛り上がります。
クライマックスの入船。
船の飾りを全て取り除く裸船と竹がむき出しとなった鯨との最後の練りは壮観で見ごたえ十分。
狭い境内で溢れんばかりのギャラリー達が見守る中、銛がつかれます。
若い衆も年配者も一体となって夜中まで続く慰労会。
翌日は跡片付け。竹で作られた鯨は一旦壊され、船の飾りつけは補修、磨きをかけ保管されます。
すべては来年の為の準備。
伝統行事とは。祭りのある街は活性する。そんなことを再確認できる地域の誇り。
心も体もリフレッシュされた祭りでした。