コロナショック
日に日に情勢が深刻化する新型コロナウィルスの猛威。
スポーツの試合、コンサートなどのイベントの延期や中止から始まり、
企業間でも集まりの自粛が一斉に始まりました。
テーマパークの休園、小中高の休校、経済的損失は計り知れず、
リーマンショックや東日本大震災にも匹敵するのではという声さえ上がります。
自然災害以外で日本でも前例がないパンデミックの脅威。
目に見えない敵だからこそ、より慎重にならざるを得ません。
そんな中、あるセミナーで貴重な体験ができました。
月一回東京で開催される「想定外チャレンジ2020」
今回のテーマはドンピシャの「パンデミック」。
もちろん東京での開催は中止となりましたが、
主催者がとったのは
「Zoom(オンライン会議)」と「Lino(オンライン付箋)」を組み合わせたオンラインセミナー。
いかに業務を継続させるか、と常に問いかける主催者らしい選択です。
事前に購入済のカメラとマイク付きイヤホンをPCに繋ぐだけ。(約3000円ほど)
講師がしゃべる際は、参加者は音声を消し、(ミュート)
グループワークが開始されると電子付箋を使いながら、いつもの意見交換型グループワークに早変わり。
今回の一件がなければ、体験できなかったオンラインによるセミナー。
「田中さん、グループワークのファシリテーターして」と講師からの突然のご指名。
カメラに映る参加者の顔、名前を確認しながら、多少のぎこちなさはありましたが、
付箋に書かれた内容を発表し合い、意見交換するいつもどおりの参加型ワーク。
音声もきれいに通り、顔も見れ、テレワーク等でも応用できるクオリティーです。
中止、延期、自粛とネガティブ用語が飛び交う毎日ですが、
そんな時こそ、普段使うことのない方法やアイデアも浮かぶはず。
今回、行ったオンラインセミナーとて、自社に使えることも実は多いのです。
マイナスをプラスに転じる。
不測の事態は、対策(Plan)だけでなく対応(Do)がいかに大事かが体験できました。