電通鬼十則
2016.10.18
電通鬼十則は当時4代目だった社長が作られたものだそうですね。
1951年(昭和26年)ですから、かれこれ65年もの月日が流れています。
よく言われる「変える」視点と「変えない」視点。
どちらも、その会社が主観的に考え、取り組まなければならないものです。
この二つと同時に、立ち止まって考えなければならないのは、「変わる」視点。
「何がどうなっている」という視点は、
客観的思考が必要で、いわば「時代認識」を問われるもの。
「世の中がどのように変わっているのか」
1年に一度は立ちどまり検証しないと、
電通が抱える問題と同様な事が起こるのではないのでしょうか。
特に、過去に絶賛されてる事柄であればあるほど、立ち止まるのが怖く、
いつの間にか時代錯誤が起きてしまいます。
「変わる」「変えない」「変える」
3つの視点。
電通が守るべき変えない精神とは別に、
世の中に合わせて「表現」を変え、「働き方」を変えていかなければならない時代なのです。
抜本的な働き方改革が問われる電通。
この問題を他人事ととらえずに、
当社も「何がどうなっている」をきちんと考えていきたいものです。
(了)