工場法から100年

2016.10.03
工場法から100年

  • 明治期の製糸場の女性従業員は15時間労働が当たり前。

そんな過酷な労働条件を改善しようと工場法が、大正5年に施工されました。
長時間労働を抑えようとした最初の法律らしいです。
それから100年、残念ながら効果ある制度は今も出来ていません。
一応8時間と決まっていても、
労使間で協定を結べば、残業を青天井まで延ばせる仕組みがあるからです。
人口ボーナス期時代のままの、制度や仕組み。
現在、政府が重点課題に挙げている「長時間労働の是正」。
「時代認識」を求めるなら、「働き方改革」は中小・小規模事業者とて必須。
これは私たち保険代理業にとっても最重点課題。
生まれた地域でずっと働きたいと希望する若者は意外と多いのも事実ですが、
他の条件がどんなに良くても、「長時間労働の職場」は彼らの選択からまず外されます。
11月7日、労働時間革命宣言をした企業が一同に集まり、各社3分間のプレゼン大会をします。
大企業から中小・小規模事業者まで、宣言した企業は40社あまり。
どんな知恵や工夫があるのか、東京まで探ってこようと思います。
 
 
 
 

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